「Call to the COSMOS ’83」(以下、CC83)は、日本人が企画した最初のMETI(地球外知的生命へのメッセージ)活動です。「週刊少年ジャンプ」創刊15周年を記念して、集英社が1983年にアルタイルに向けてメッセージを送信しました。

メッセージは13枚の絵と少年の声で構成されています。地球上の生命の進化を描いた絵は、森本さんと平林さんによって考案されました(合宿して考案されたようです)。それらの絵は71×71(素数)の正方形で構成されています。一方「宇宙のどこかにいる見知らぬ友達へ」というタイトルの音声メッセージは、主に平和的・友好的な内容で、日本中の少年たちから送られた手紙の内容を要約したものです。これらCC83メッセージは、SRIインターナショナルの協力のもと、8月15日(その年の旧暦七夕)午後8時(太平洋標準時)に、46mスタンフォード・ディッシュを用いて30分間×2回送信されました。ABC、CBS、NBSテレビのインタビューを受けた15人の少年と、当時ジャンプに連載されていた漫画家のちばあきおさんと北条司さんが立ち会いました。記録されたメッセージはカプセルに入れられ、スタンフォード・ディッシュの近くに埋められ、そこに記念銘板が設置されました。

なお、CC83はSETIの意義も含めて小学校の教科書(平成4〜11年、光村図書 国語5年)でも紹介されました。これは「宇宙の仲間を求めて」というタイトルで平林さんが執筆されたものです。

CC83でアルタイルに送信された画像メッセージ。(森本雅樹氏提供)