発足について
本日、任意団体「日本SETI研究会(Japanese Society for SETI, 略称SETI.JP)」を発足しました。
本会は、科学的手法に基づくSETI(地球外知的生命探査)の観測・研究を行うとともに、会員相互の研究交流と情報交換を目的としています。国内では有志の勉強会はありましたが、SETI研究を掲げる組織としては日本初です。
団体情報
- 事務局所在地: 兵庫県立大学 商科キャンパス 鳴沢真也研究室内
- ホームページ: https://seti.jp
役員名簿(発表資料より)
- 会長: 鳴沢真也(兵庫県立大学 専任講師)
- 副会長: 尾久土正己(奈良県立大学 学長)
- 副会長: 富田晃彦(和歌山大学 教育学部 教授)
- 事務局長: 米澤樹(みさと天文台研究員)
- 技術局長: 岸裏一起(みさと天文台客員研究員)
- 広報局長: 澤田幸輝(摂南大学 経済学部 講師)
- 会計監査: 谷口悠一(株式会社コバコ 代表取締役 / 公認会計士 / 税理士)
- ほか会員2名
なぜ4月8日に発足したのか
1960年4月8日、世界初のSETI観測「オズマ計画」がアメリカ国立電波天文台で開始されました。本会はこの歴史的な日付に合わせて発足しています。
活動計画(予定・構想)
まずは: 2027年8月「Wow信号受信50周年・世界合同観測」を計画しています。1977年8月に受信されたWow信号は、SETI観測史上でもっとも有名な候補信号の1つであり、現在も正体は解明されていません。50周年を機に、世界へ電波源方向の集中観測を呼びかけます。
本会としては、みさと天文台の8m電波望遠鏡での観測を計画しています。また、このキャンペーン観測の資金調達として、2026年夏からクラウドファンディング開始を予定しています。
近い将来: 光学SETIを含めた観測網を構築し、複数施設の望遠鏡へ専用機材を導入。電波観測とあわせて国内の強固なSETI観測網形成を目指します。
いずれ: SETI観測の理想的な環境とされる「月の裏側での観測」を長期構想として掲げます。
メディア情報
- 毎日新聞. (2026年4月9日). 「宇宙人探す 関西の大学の天文学者ら「SETI」研究会を設立」. 『毎日新聞』.
- 読売新聞オンライン. (2026年4月9日). 「地球外の知的生命体の存在調べる「日本SETI研究会」が発足…会長に鳴沢真也・兵庫県立大専任講師、世界各地の天文台に「謎の電波」合同観測呼びかけへ」.『読売新聞オンライン』.
- しんぶん赤旗.(2026年4月9日).「宇宙外文明探しへ「研究会」学者ら発足」『しんぶん赤旗』12面.
- 朝日新聞.(2026年4月11日).「(天声人語)「6EQUJ5」の謎」.『朝日新聞』.
- 産経新聞.(2026年4月14日).「地球外知的生命を探せ 天文学者が国内初の研究会 国際合同観測を呼びかけ」.『産経新聞』.
- 関西テレビ.(2026年4月24日).「“未知”への備え「UFO議連」で議論 “地球外生命体”本格調査が関西で始動 「Wow!シグナル」の謎に迫る|newsランナー〈カンテレNEWS〉」.『関西テレビ』.
- 関西テレビ.(2026年4月27日).「本当にいる?「地球外生命体」最も有力な手掛かり“いて座方向から受信した強力な電波”「Wow!シグナル」関西でも本格調査へ “未知なるものへの備え”石破前総理も参加「UFO議連」で議論も」.『関西テレビ』.
- 共同通信社.(2026年5月2日).「探せ「異星人」研究会が発足 来年夏に電波観測を計画」.『共同通信社』.
- 朝日新聞.(2026年5月11日).「和歌山から宇宙人見つかる? 天文学者ら研究組織発足、来夏に観測へ」.『朝日新聞』.
当日の様子